大山千枚田

昔から壮大な棚田の写真をみると、懐かしい気持ちでいっぱいになるあるぱんです。
先日とうとう写真ではなく本物を見に行くことが出来ました。
都心から一番近い棚田として有名な千葉県鴨川市にある大山千枚田です。


棚田に懐かしさを感じるものの、棚田について詳しい事を知らなかったので
調べてみました。

・棚田とは山の斜面や谷間の傾斜地に階段状に作られた水田の事。主に米を作る。
・雨水を一時的に貯めて、洪水や土砂崩れを防ぐ
・斜面なので日照りの時間が長く風通しも良いので、害虫が発生しにくい
・棚田の稲は地中深く根が伸びる特徴があり地中のミネラルをより吸収する
・多様な生き物の生息地となり、貴重な生態系が維持されている。


他にもまだまだある棚田の魅力。おいしいお米を作るのに最適な環境。
この環境を作りは、地域の方々の知恵や努力、時間を沢山かけて
受け継がれてきたもの。美しい景色の見方がまた一つ変わりそうです。

それでは、私が訪れた大山千枚田の魅力についてお話させてください。
大山千枚田は、山並みのふもとの急傾斜面に大小375枚の田んぼから作られた、
日本で唯一雨水だけで耕作する「天水田」という希少な棚田です。
周辺の山里や集落と共にその環境が育まれてきた事から、貴重な動植物の
生息空間となっています。(ニホンアカガエル、トウキョウサンショウウオ、
ヒメゲンゴロウなどと記載されています。)

春の田植え前シーズンは棚田が水を張った鏡のようになり、空が反射する風景が
広がったりと、四季折々で素晴らしい風景が見られるそうです。
毎年10月から1月は1万本のLEDキャンドルでライトアップされた
幻想的な景色「棚田のあかり」というイベントも人気のようです。

平成11年には農林水産省「日本の棚田百選」に認定されています。

ずっと見たかった棚田は実際にみてみると、「静寂の迫力」でした。
もちろん!違う季節や時間帯をまだ知らないので多くは語れませんが、
大山千枚田をはじめ、全国にある棚田の事をもっと知りたくなりました。



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